トム・ヒドルストンは貴族なの?そうじゃないの?🤔

映画アベンジャーズシリーズのロキ役で知られる、イギリス人俳優トム・ヒドルストン

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日本でも人気な方で、沢山の彼に関する記事を見かけます。そして、それらの記事に目を通していると、彼が貴族の血筋だという噂をちょくちょく見かけました。しかし、一方ではそうではないとの記事も。どちらが本当なのか気になったので、調べてみることにしました😊

 

 

 


まずは、彼の名前から。
Thomas William Hiddleston
(トーマス・ウィリアム・ヒドルストン)

つまり、家系としてはヒドルストン家の方ですね。
Hiddlestonは彼のお父様の名字で、お父様はJames Norman Hiddleston(ジェームス・ノーマン・ヒドルストン)というお名前だそう。
お父様はスコットランド出身で物理学者です。

余談ですが、イギリスには沢山の-tonという語末を持つ名字があります。
これ地名由来の姓で、“領地・囲い地”の意味があります。例えば、「サウザンプトン」(Southampton)は“南(south)の集落(hamtun)という意味です。

引用☞https://ncode.syosetu.com/n1097dz/5/

 


そして、お母様がDiana Patricia (旧姓 Servaes) Hiddleston(ダイアナ・パトリシア・ヒドルストン)という方で、芸術や舞台関係のお仕事をされています。

(ちなみに、夫妻は1994年に離婚されています)

そして、調べているとどうやら貴族云々というお話はお母様の家系にヒントがあるということがわかってきました!



そしてウィキペディアを見ていると、とうとう見つけました!
トム・ヒドルストンSir Edmund Hoyle Vestey(エドムンド・ホイル・ヴェスティ卿)という方の玄孫(曾曾孫)で、彼は1st Baronet(初代準男爵)でした!😧
エドムンド・ヴェスティさんはイギリスの大企業ヴェスティ・フーズ株式会社、そしてそのグループであるヴェスティ・グループの創始者です。生きた時代は1866年-1953年。つまり、19世紀から20世紀にかけて活躍された方です。
彼は、兄のウィリアム・ヴェスティと共に、1897年、産業革命により人口が急増するイギリスの食糧需要を満たす為に、海外から大量かつ高品質な食品を調達する必要があると考え、冷凍食品事業を開始。そして、その事業が第一次世界大戦中に、イギリス軍が軍のための食料を調達することに大きく関わりました。これが軍に大きく貢献することになったのです。その結果、彼は1931年6月21日に準男爵の称号を得ました。
素晴らしいですね🤗

 




しかし!!!!!!
ここまで語っておいてなんなのですが、実は...準男爵は貴族ではありません...😞
イギリスの世襲制の称号を身分が高い順に並べますと、


公爵(duke)
侯爵(marquess)
伯爵(earl)
子爵(viscount)
男爵(baron)
準男爵(baronet)


となります。

そして貴族扱いは男爵まで。
準男爵世襲制の称号ではあるのですが貴族ではなく平民です。(ちなみに、準男爵より下の騎士も当代のみで世襲できません)
ならば、トム・ヒドルストンは貴族とは全く関係無かったのでしょうか?😭

 



いえ、そんなことはありません。
先程、エドムンド・ヴェスティさんについて述べた時に気づいたかもしれませんが、彼は兄と一緒に起業していますね。兄の名はウィリアム・ヴェスティ。弟が称号を得たのなら、同じく創始者の兄も貰っているはずじゃ...?
そうなんです!
そして、兄はなんと男爵の位を貰っていました!!😭つまり、立派な貴族です!

そして、この後はこの兄について述べていきたいと思います。
兄のウィリアム・ヴェスティは初代ヴェスティ男爵。そして、彼には現在も直系の子孫がおられ、その方は第3代ヴェスティ男爵を名乗っておられます。
その方はこちら👇👇👇

 

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Samuel George Armstrong Vestey,3rd Baron Vestey(サミュエル・ジョージ・アームストロング・ヴェスティ、第3代ヴェスティ男爵)
写真☞https://lordlieutenantgloucestershire.co.uk/lord-vestey/ より

 

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こちらが、エリザベス女王の誕生日パーティに出席するヴェスティ卿です💐
写真☞https://en.m.wikipedia.org/wiki/Samuel_Vestey,_3rd_Baron_Vestey より

 

 

ヴェスティ男爵は現在、宮殿でThe Master of The Horseという役職で女王に奉仕されているようです🌻
そして、現在もヴェスティ・グループのトップですので、立派なビジネスマンでもあります。(ヴェスティ・グループはヴェスティ・ファミリーが100%出資されている一族経営の会社です)

そして、ヴェスティ一家は現在イギリス南西部のグロスターシャー州のストーウェル・パークという場所に領地を構えているそう。
ここで、便利なGoogleMap、Google earthInstagramの登場です👏

 

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出てきました!ストーウェル・パーク!😭✨
凄く綺麗な場所です!そして、所有するストーウェル・パークは24k㎡(6エーカー)(約7360坪)の広大な土地。
中にはこんな立派な古い邸宅もあります🏠

 

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なにこれ!まるで夢に出てきそうなお屋敷じゃん!🌟😇
調べてみると17世紀にまで歴史を遡ることのできる立派なお屋敷です。

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芝生も刈りそろえられていてめちゃ綺麗😭

 

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写真☞https://en.m.wikipedia.org/wiki/Stowell_Park より

ここはストーウェル・パークの入り口。ここから先はヴェスティ男爵の領地なんですね。🧚‍♀️

 

現在の英国貴族はやはり昔とは違って、広大なお屋敷を維持するために金銭的に苦しい人も多いみたいですが、ヴェスティ男爵の土地はそんな感じはしませんね。

それもそのはず。ヴェスティ・フーズの売上高はなんと約800億円!!!😵

拠点を本社のあるイギリス以外に、フランス🇫🇷、ドイツ🇩🇪、ベルギー🇧🇪、デンマーク🇩🇰、リトアニア🇱🇹、マケドニア🇲🇰、アラブ首長国連邦🇦🇪、韓国🇰🇷、ブラジル🇧🇷、日本🇯🇵に持つそうです。

ヴェスティ・フーズ・ジャパンの公式サイトはこちらからどうぞ。会社の歴史もわかりやすく書かれているので一度目を通してみることをお勧めします。

http://www.vesteyfoods.jp/index.html

 

 

 

と、少し話が逸れて、ここまではトム・ヒドルストンの高祖父(曾曾お祖父さん)の兄に関するお話をしてきました😅

ここで、気なっている方がいらっしゃるかもしれません。

「平民とは言え世襲称号を持つヴェスティ準男爵の御子息は今どうされているの?」

 

 

 

 

はい!そちらについても調べてみました。

ヴェスティ準男爵は1887年8月15日にSarah Barker(サラ・バーカーさん)という女性と結婚されて、7人の子供に恵まれました👪しかし、その後離婚し、1926年3月10日にEllen Soward(エレン・ソワードさん)という女性と再婚。2人は子供は設けませんでした。つまり、トム・ヒドルストンと彼の母は最初の妻のサラ・バーカーさんとの子供の子孫ということになります。そして、現在は第3代ポール・エドムンド・ヴェスティ準男爵が称号を受け継いでいるそうです。

第3代ヴェスティ準男爵の記事もネット上で見つかりました。自動車の愛好家らしく、フェラーリと一緒に写っている写真があります。ロンドンに在住だそうで裕福そうですね☺️

詳しくはこちら☞https://www.classicdriver.com/en/article/cars/sir-paul-vestey-quintessential-gentleman-driver

 

ちなみに、余談ですが、サラ・バーカーさんは離婚後、保守党議員のウィリアム・レーン=ミッチェル卿と再婚。彼もまた、冷凍食品産業で大成功を収め、富と名声を獲得した人物です。(敬称がSirなので、彼もまた準男爵か騎士の身分ですね)

そして、再婚後は夫婦でヴェスティ準男爵の前の家に住んでいたとWikipediaには書かれているのですが、これは一体どういうことなのでしょうか...?🤔よくわかりません😵

詳しく知りたい方は以下のURLをご覧ください。トム・ヒドルストンについての言及もあります。

https://en.wikipedia.org/wiki/Sir_Edmund_Vestey,_1st_Baronet

https://en.wikipedia.org/wiki/William_Lane-Mitchell

 

 

 

 

話が逸れましたが、下手くそながら家系図をまとめてみました。

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ご子息全てを記載すると膨大な量になるので、称号に直接関係する方とトム・ヒドルストンに直接関係する方のみ載せております。

こちらのサイトを参考にしながら製作しました。

http://www.thepeerage.com/index.htm

 

 

 

 

まとめ

長くなりましたが、トム・ヒドルストンが貴族の血筋なのかどうかを見てきました。

結果としては、貴族の方との直接の血縁関係はありませんが、遠縁には貴族の方がいらっしゃいました。しかし、中流階級のなかでも比較的上層部分にあたるのは間違いなさそうです。

でも、彼がこうやって間違えられるのは至極当然のことだと思います。

彼は、超名門パブリックスクールであるイートン校卒業後、ケンブリッジ大学を二つの学科で首席卒業。そして、超難関の王立演劇学校を卒業。全く上流階級の方と変わらない学歴です😅

見た目もかっこいいですし、とても綺麗な英語を話しますし、その上ハリウッドスタートとして活躍されてるのですから、それこそまるで王子様みたいな方ですね😭

これからもトム・ヒドルストンという素晴らしい俳優さんを見守っていこうと思います。

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下手な文章でしたが、最後まで読んでくださり本当にありがとうございました。🙇‍♀️