李苺鈴のメモ&ブログ

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韓国議員が、米国務省の隅にある見窄らしい朝鮮半島課と、職員の机上の日本の歌舞伎の人形に驚いた話

이광재 "美국무부 구석 '한반도과'에 충격..의원외교 지평 넓힐 것" (イ・クァンジェ「米国務省の隅に“韓半島課”に衝撃…議員外交の地平を広げること」)

<イー・デイリー/2021.03.02>

https://news.v.daum.net/v/20210302184159110

 

(和訳)

「米国務省韓半島課を探すと、奥の事務所に行くように言われました」

 


イ·クァンジェ民主党議員は2日、記者団に対して、「議員外交の地平を広げなければならない」と決心した契機について、このように述べた。

 


パウエル米国務長官時代(ジョージ・W・ブッシュ政権)に米国務省を訪問したイ議員の目に留まったのは、見窄らしい韓半島と事務室とは対照的に国務省職員の机のあちこちに置かれていた歌舞伎人形だった。

 


歌舞伎は日本の伝統公演芸術の一つだ。米国務省を訪問した日本政府関係者が贈ったものと予想できる。

 


イ議員は「米国で韓半島問題を考えるチームの地位が低いということを実感できる光景だった」とし「米国人、米国の与野党政治家に、韓半島の地位を育てなければならないと思った」と述べた。

 


この日、イ議員が所属する民主党シンクタンク「民主主義4.0」は、米国政府発足後初めて「韓米議員対話」を開催した。企画者は他でもないイ議員だ。

 


韓国側からは民主党議員約30人が討論者として出席した。イ議員を含む指定討論者6人を除けば自発的に参加だ。それだけ韓国議員も、バイデン政府発足後、過渡期の時点でワシントン政界のムードを把握しようとする欲求が大きかったことを裏付ける。

 


米国側からは、ゲーリー·コノリー民主党議員とヤング・キム共和党議員、ジョセフ·ユン元北朝鮮政策特別補佐官とフランク·ジャヌージ·マンスフィールド代表が出席した。皆、韓半島と米国の対北朝鮮政策に精通した人物だ。

 


コノリー議員は米国議会内の「コリア·コーカス」共同議長として、今年1月に新たな「韓米同盟決議案」を米下院に上程した。

 


「韓国系」であるキム議員は、慰安婦問題を長い間扱ってきており、今回マーク・ラムザイヤーハーバード大学教授の「論文歪曲」事態にも先頭に立って対応に乗り出した。

 


ユン氏は、バラク·オバマ政府当時、対北朝鮮特別代表などを歴任し、バイデン政府の外交安保関係者とも親しい間柄だ。

 


ジャヌージ代表は、バイデン大統領の上院議員時代の補佐官出身で、最側近とされる。

 


イ議員は「米国は議会が強い国だ」とし「6月に米国外交安保チームがすべて構成される前に討論会を開催し、互いに対する理解を高めればいいと考えた」と今回の討論会開催の趣旨を述べた。

 


イ議員は今後も日本、中国、ロシアなど4大国との議員討論会を企画する予定だ。韓半島の平和を開催するには、米国だけでなく周辺国の協力と理解が重要だと考えるためだ。中露拍手の中で韓半島平和繁栄の道を切り開く」と強調した。

 


この他にもイ議員は大韓民国議会外交力量を強化するための多様なアイデアを企画·推進していると強調した。

 


パク·ビョンソク国会議長には、国会レベルで米国国会議員と米国国会補佐陣との定期的な疎通の窓口を作ることを提案した。大韓民国の国会議員の考えを整理したニュースレターなどを全世界の政治家に定期的に伝える案も考慮している。

 


長期的な目標は、米国内の外交安保シンクタンクを韓国に誘致することだ。「中国清華大にはブルッキングス研究所がある」とし「韓半島フューチャーコンセンサスを作るためには必須」と強調した。

 

【終】